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道路プレキャストコンクリート工 耐震設計要領 -カルバート編-
 地中に埋設されるコンクリート構造物の耐震性能に関しては、電力施設を中心として土木学会で精力的な研究が進められている。動的遠心力載荷試験装置による模型実験、大型土槽振動台による模型実験により、地震時に構造物に作用する動的外力を明らかにするとともに、多軸加力装置による鉄筋コンクリート部材の載荷実験により部材が保有している耐荷性能の解明が進み、さらに3次元有限要素法による非線形動的応答解析の開発がなされて、地震時の地中埋設構造物の精緻なシミュレーションが可能になりつつある。 (「まえがき」より)
道路プレキャストコンクリート工 耐震設計計算事例集 -1連ボックスカルバート・アーチカルバート - 応答震度法・応答変位法
道路プレキャストコンクリート工 耐震設計計算事例集 -2 連ボックスカルバート - 応答震度法・応答変位法
 本耐震設計計算事例集は、カルバート構造の1連ボックスカルバート及び2連ボックスカルバート、アーチカルバートの構造形式による耐震設計計算書を『道路プレキャストコンクリート工 耐震設計要領』2021 年4 月版に則り耐震設計法は、「応答震度法」と「応答変位法」の2 種類で計6 ケースの耐震設計計算事例集です。
道路プレキャストコンクリート工指針
 コンクリート構造物は“丈夫で,美しく,長持ち”するように計画・設計・施工する必要がある。その成果として我々は多くの丈夫で,美しく,長持ちしたコンクリート構造物の実例を持っており,その恩恵を享受しているのである。従来道路施設の建設に当たっては,現場打ちコンクリート工が多用されてきていた。種々の示方書や指針類も現場打コンクリート工が暗黙の裡に基本となっている。プレキャストコンクリート工はあまり多用されてこなかったと言って良いだろう。しかし,コンクリート工合理化の要求,熟練技能労働者の大量退職の時代を迎え,現場打ちコンクリートのみでは,現実の建設に対応できない事態に至ろうとしている。
 プレキャストコンクリート工が従来あまり用いられてこなかったことには,積算体系がプレキャスト工に不利となっている,などいくつかの理由があろう。しかしそのきわめて重要な一つに,プレキャストコンクリート工の適切な指針がなかったことを挙げることができる。プレキャストの特性を反映した,適切な指針がなかったのである。 (「前がき」より)
プレキャストコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法 ガイドライン
 コンクリート構造物の鉄筋継手については、鉄筋継手位置が一断面に集中すると、その箇所が構造物の弱点となる恐れがあることから、従来、国の技術基準類においては、このようないわゆる全数継手は禁じられてきました。当協会としては、この技術的な課題の解決に取り組み、国土交通省から要請を受ける形で試験研究等を開始するとともに国立研究開発法人土木研究所との共同研究を経て、プレキャスト製品を対象に全数継手を可能にする技術的条件の整理を進めてまいりました。その成果が、国土交通省から、「プレキャストコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法ガイドライン」と題されて、各地方整備局宛に平成31年1月9日付けで通知、1月10日に国土交通省から記者発表、1月11日に国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/tec/i-con-concrete.html)に掲載されました。 本ガイドラインの入手を希望される方は、国土交通省ホームページあるいは当画面のPDFからダウンロードできますので、ご利用ください。